オイル交換時期が迫っている方、でも車量販店に行く時間が取れない・・・
あるいは、自分でオイル交換に始めてチャレンジしてみたいけど重労働でなかなか一歩を踏み出せない・・・
そんな方に、是非このブログ読んで頂きたいです!
目次-Contents
エンジンオイルの交換とは、そもそもエンジン下にある
オイルパン内にある古くなったエンジンオイルを抜いて、
新しいエンジンオイルに交換する事を指します。
オイルパンにはドレインという、エンジンを抜く為の
ボルト(ネジ)が付いており、一般的にはそのドレインボルトを外し、
そこから古くなったオイルを抜き取ります。
エンジンオイルはドレインボルトを外す為に工具を必要とします。
大半の車は六角ボルトでとまっており、それを外す為の工具が必要です。
特に最近の車は燃費を向上させたり、高速域での走行性能を向上させる目的で、
空力のコントロールも大切にしている為、
車体の下を板(アンダーカバー)で覆っています。
アンダーカバーはネジや樹脂のクリップでとめてある為、ここにも工具が必要です。
最後に忘れてはいけないのが、ジャッキアップです。
一部のRV車の除き、エンジン下に潜り込んでオイルパンにアクセスする
スペースがない為、車体を持ち上げる必要があります。
ジャッキアップしたまま車体の下へ潜る事は危険ですのでウマが必要にもなりますし、
そもそも、車に合わせたジャッキアップポイントにジャッキを掛ける必要があります。
以上のように、初心者は事前にそれなりに時間を掛けて、
調べたり用意する事が必要となります。
ここまで読んで大変だなとか、自分じゃ無理だな・・と思われた方、
ここからがポイントですよ!
これから教える方法は上記で述べた工具を一切使いません。
変わりに用意するのは写真に写っている物だけです。
エンジンオイルの上抜きと呼ばれる方法が簡単なんです!
上抜き方法は超シンプルで簡単です!
1~6の手順に従うだけです!!
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オイルレベルゲージを抜き、そこから古くなったオイルを抜き取ります。
この時、エンジンオイルの汚れを確認し、オイルのコンディションを確認し、
汚れが激しい場合には交換時期を短くするなど、
次回の交換サイクルの判断にするのも良いでしょう。
次にポンプの吸い込み口をオイルレベルゲージに挿し込み、
しっかり奥まで挿し込まれているか確認して下さい。
挿し込み浅いと、規定量のオイルを吸い込めませんので、
抜いたオイルの量が少ない場合にはココをチェックするのがポイントです。
オイル抜き取りポンプのセッティングが完了したら、いよいよ抜き取りです!!
自転車の空気入れの要領で、ハンドルレバーを上下させて、タンク内を負圧にさせる事で
オイルを抜き取っています。(自転車の空気入れと逆ですね。)
抜き出すオイルの粘度が高い場合や冬場でオイルが冷えている場合には時間は掛かる傾向です。
私の場合、17.5W-50のオイルを使用し、冬場10℃程度の外気温で作業した際、
4.2Lのオイルを抜き取るのに要した時間は約15分でした。
上のオイル交換ポンプのタンクに、あらかじめメモリをつけておくと、
どのぐらい抜けてあるか確認が出来ますので、事前に計量しておく事をオススメします!!
真っ黒いエンジンオイルを交換した後には、真っ黒くなったホイールの洗浄は如何ですか?
新油の交換はエンジンヘッドにある、エンジンフィラーキャップを開け、
そこから注ぎますが、写真のように漏斗があると、溢さずに注入が楽です。
新油の注入後は必ずオイルレベルゲージにて、規定量のオイルが
入っているかを確認して下さい。もし、規定量に達してない場合、
エンジンの潤滑が出来ず、エンジンの焼き付き、エンジンへの深刻なダメージを与える
可能性がありますので、必ずチェックして下さい。
オイルレベルゲージでオイルの量を確認した後、エンジンを掛けて
新しいオイルを潤滑させましょう。
車種により違いますが、油温が約70℃以上にならないと、
オイルクーラが付いている車では油が回らないので、
暖気が完了するまで待ち、もう一度オイル量を確認して交換作業は終了です。
次回のオイル交換の予定をたてる為に、
現在の走行距離をメモする事をオススメします。
後は交換したポンプ内に溜まった古いエンジンオイルを
冒頭の写真にある、処理箱に移し片付けてをして終了です。
なお、オイルの処理箱は各市町村のゴミ処理ルールに従い処理して下さい。
燃えるゴミとして処理できる場合も有ります。
オイル交換は重作業で嫌煙する方が多い作業かもしれません。
しかし、これだけネット社会が進み、Amazonの様に通販で気軽に商品が届くようなると、
わざわざ出掛けてまで車量販店へ行き、オイル交換の時間を待たされる週末にも嫌気が差すのではないでしょうか。
であれば、自分の好きな時間に30分程度の時間を見付けて、
工具無しで作業が可能な、上抜きエンジンオイル交換にチャレンジするのも1つの方法ではないかと私は提案します。
きっと、オイル交換を自分でした事で、それだけでも今後の車との付き合い方が大きく変わると思います。
最後に、作業は自己責任ですので、怪我にはくれぐれも注意して下さい。
>>次は『ブレーキダストが落ちないホイールの洗浄方法』を読んで下さい