ファイヤースターターについては、『ブッシュクラフトの三種の神器』として既に紹介していましたが、
周りを見渡しても知名度がいまいち高くなく、個人的に残念に思っています。
昨今のキャンプブームに便乗し、グループでキャンプに出かける機会が増えていますが、その場でファイヤースターターを取り出すと『なにそれ本格的!』とか『いやいや本気過ぎでしょ!!』など言われて、写真撮影される機会が多いのも事実です。
もしかすると、皆さんはこのファイヤースターターを使う事が難しいと考えているのかもしれません。
このまま選ばれた人のみが使う道具と観なされ、奥義や秘技などの部類で特別視される事に悪い思いはしないですが、
こんな物、人類の進化の過程で、誰もが使い倒した日常の一場面であるはずの単なる火熾しに過ぎません。
まだ利用人数が少ない今のうちに挑戦して、誰でも簡単に出来る事を少し偉ぶって自慢するのは如何ですか?
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ブッシュクラフトやキャンプでは料理をする際に、またいざという時に備えて、火を起こす道具が必要となり、その際に役立つのがファイヤースターターです。
火打石のような着火アイテムで、マグネシウムの塊と棒状の火打石を組み合わせて前持って用意した火種に粉末をふりかけて点火させます。
自然と暮らす知恵を学んで活かすアウトドアがブッシュクラフトということで、ファイヤースターターが欠かせない存在なのはお分かり頂けるでしょう。
こういったシチュエーションでファイヤースターターは大いに役立ち、どれもコンパクトなサイズなので持ち運びに苦労することはありません。
ブッシュクラフトを楽しむ上級者だけではなく、キャンプ用の着火アイテムとしても活用されています。
ファイヤースターターで火をつけるに当たり、以下では正しい使い方をまとめてみました。
ブッシュクラフトでいざという時に火がつかないというトラブルを避けるためにも、きちんと押さえておきましょう。
<焚き火や炭で使う>
正しい使い方と要領を得るまではティッシュなど、比較的着火させ易い燃焼物を使く事をおすすめします。と言っても、ティッシュなら誰だって簡単に火を付ける事は可能ですし、基本的には所持している物ですので気兼ねなく使えるかと思います。でも、そのうちこれでは物足りなくなる事でしょう。そしたら次のステップに進みましょう。
ブッシュクラフトの基本理念である、現地調達の物で着火させます。
上記の数字が大きくなるにつれて、難易度は増していき、満足度もそれに比例する事でしょう。
<ガスバーナーで使う>
電子式ライターは気圧や気温が下がると電圧が下がって着火しにくくなるため、きちんと着火させるにはファイヤースターターが役立ちます。
最初は難しくて慣れないと思いますが、上記の3つのコツさえ把握していればスムーズに火起こしができるでしょう。
こういった悩みを抱えている方のために、以下ではおすすめのファイヤースチールを幾つか挙げてみました。
私が考えるファイヤースチールの選び方は下記の通りです。
理由は簡単で、細いものは折れ易いからです。火花と飛ばすためにはストライカーのエッジを立ててフリント(本体)を擦るわけですが、フリント側に結構な力が掛かるわけです。あまりに細いものだとポッキリ折れてしまいます。はい、私も経験済みです。
ですから、太さは8mm~10mmの物を選ぶと良いでしょう。
次に、長い方が火花が飛ぶ量が必然的に多くなります。短い物だと何回も往復して火花の量を稼ぐ必要がありますが、長いものだと一度擦るだけで相当量の火花を出す事が出来るので初心者にはお勧めです。
ブッシュクラフトで用意したいアイテムの一つなので参考にしてみてください。
Bush Craft オリジナルファイヤースチール2.0は、日本で最初の専門企業のブッシュクラフト株式会社(bush craft inc.)から販売されています。
Amazonでは2,700円とお手頃な価格で購入でき、どんな特徴を持つファイヤースチールなのか見ていきましょう。
ベテランのブッシュクラフターの要求にしっかりと応えたアイテムで、発火しやすくて使いやすいのが特徴です。
ハイマウント ファイヤースチールスカウトは、約25gと軽量なのにも関わらず発火回数は約3,000回と長持ちします。
このような特徴があり、「ストライカーは抜群です」「指を置く窪みが作られていて使いやすい」「ライターよりも信頼性が高い」といった口コミの評判を得ていました。
慣れてくると4回~5回の発火で引火するので、ハイマウント ファイヤースチールスカウトを用意しておきましょう。
ファイヤースターター マグネシウム メタルマッチは、「ブッシュクラフト」「キャンプ」「緊急災害」といったシチュエーションで役立つサバイバルツールです。
マグネシウムを削って火を起こすオーソドックスな使い方で、商品の特徴を詳しくまとめてみました。
金属ブロックが採用されているため、水濡れや経年劣化も特に関係ありません。
火を確保する際の最後の砦として役立つので、ファイヤースターター マグネシウム メタルマッチを持っておきましょう。