Pちゃんの備忘録

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エボXのブレーキキャリパーをDIYでオーバーホールしたよ

      2017/04/03

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はじめに、本ブログの内容は私の備忘録として記したものです。

ブレーキのオーバーホールは重要部品につき、慎重に且つ自己責任で行っています。

また法的に他人の物を扱う際には整備士の資格が必要ですので注意して下さい。

今回オーバーホールするキャリパーはエボXに装着している、APレーシングのフロント用CP5555 6Potとリヤ用CP5147 4Potです。本来はブレンボのブレーキキャリパーがエボXにはインストールされていますが、個人的にAPレーシングに交換しています。

しかし、ブレンボキャリパーだろうが、片持ちキャリパーだろうが、基本的にはピストンの大きさやシールに違いはあっても、オーバーホールの仕方にそこまで大きな違いは無いと考えます。ピストンの数が多いとシールが増える為、ほんの少しだけ面倒臭い程度だけでしょう。

さてさて、画像の通り、オーバーホールを始めようと重い腰を上げて取り掛かったのですが、時刻は21時でして…真っ暗です。

何だかんだやって、0時までかかって写真の通りの進捗状況・・とりあえず続きは次の日に持ち越しです。

これからOHするAPレーシングのブレーキキャリパーCP5147

APレーシングのブレーキキャリパーCP5147

ブレーキキャリパーからピストンを抜き取る

翌日明るくなってから作業再開です。

オーバーホールはキャリパーからピストンを抜き取る作業から開始するんですが、

作業開始時はこのピストンを抜き取る為のピストンプライヤーを持ってませんでしたし、

コンプレッサーなんて、もちろん持ってませんので、エアーの力でピストンを一気に抜き取る事も出来ず、

それなりに知恵を絞って苦労しました。

まずはコンプレッサーの代わりに自転車の空気入れを手にし、

当て木代わりに、ブレーキパッドを使い、

均等にピストンが出てくるように抜きました。

ブレーキピストンの取出す為に空気入れを使う画僧

ブレーキピストンの取出す為に空気入れを使う

そしたら、ポンっと良い音がして、ピストンが押し出てくるんですが、

自転車の空気入れとは言え、手でなんか押さえたら、結構な圧力で、ブレーキパッドに挟まれ手が潰れてしまいます!!

あと、1つでもピストンが抜けてしまうと、

そこからエアーが逃げるので、他のピストンが出てきません。

だから、慎重に空気を入れて、均等に出すように頑張りました…。

当て木代わりにブレーキパッドを使う画像

当て木代わりにブレーキパッドを使う

 

ブレーキキャリパーからオイルシールを取り出す

オイルシールとダストシールを鋭利な物で取り出します。
一応、シールは再使用不可のパーツです。

キャリパーからダストシールを取り出している画像

ダストシールを取り出す

あー、このシールが高いんですよね!
APは1つのキャリパーにつき、\12,000~\15,000位ですよね。
サードパーティーで出ないかな??
CP5555とか、代表パーツに絞れば需要はあるのでは?

なぜブレーキのオーバーホールを行うのか

ブレーキパッドとブレーキピストンの間には、ブレーキの『キーキー』音を抑制する為に、泣き止めグリスが塗られています。そのグリスにブレーキパッドのダストや砂・ホコリが付着し、キャリパーとピストンの間に入り込む事があるんです。

一般的なブレーキキャリパーにはこれを防ぐために、ゴムでできたダストシールがあり、砂などの侵入を防ぐんですが、このシールも永久的に交換不要なものでは無いんです。

ブレーキは金属の摩擦で車体を停止する装置なので、500℃以上になる事もあります。
よって、シールの経年劣化と、制動時の熱により、日々シールは過酷な状態に直面しているんです。

だからこのシール類を新品に交換し、キャリパーやキャリパーピストンにこびり付いたダストを除去する必要がお分かり頂けるでしょうか?

私のブレーキキャリパーにも、こんな感じでブレーキピストンの周りに、カスやらゴミやらが沢山付いてます。

ピストンプライヤーでピストンを簡単に外す

さて、作業の話に戻します。

引き続き、残りのピストンをキャリパーから取り外す作業を行いました。

がしかし、、、空気入れを使うも
均等にピストンが出てくれない…。

30分ぐらい格闘して、時間の無駄なので諦めました。

仕方ないので、道具に頼る事にしました。

ご存知、ブレーキピストンプライヤーです!

ブレーキピストンプライヤーの画像

ブレーキピストンプライヤー

ホームセンター2店舗行っても有りませんでした。( ̄□ ̄;)!!
DIYの味方アストロへ♪
(近くに有って良かった、、、)

多分、これアストロの物と同じで、私の物と一緒だと思われます。

私は安いのを買ったので、
ロック機能は有りませんが、高くても絶対にロック機能付きを買うべきです!

皆さんは気を付けてください。理由は次に分かります。

兎に角、ピストンプライヤーを手に入れたら、
案だけ格闘しても外せなかったピストンが
な、な、なんと10秒で外れてしまいます。

ただし、しっかり握らないと、
ピストンが滑って捕まえられません。

ロック機能が有れば楽だったのに…。

取り外したブレーキピストンは
こんな感じで先端に汚れかこびりついてます。

先端に汚れが付いているブレーキピストンの画像

先端に汚れが付いているブレーキピストン

ピストンにノックバック防止のスプリング付いてますね~。

ご存知の通り、ブレーキのピストンはドライバーがブレーキを踏む事で圧縮されたブレーキフルードの圧力により押し出されブレーキパッドを押します。しかし、押し出されているはずのブレーキピストンがキャリパー内に戻ってしまう事があります。これをノックバックと言います。ノックバックが起きる原因として、ハブのガタツキやブレーキディスクの歪みに起因する振れが考えられます。

そういえば私の純正ブレンボはノックバックしてたような…ブレーキがスカスカなるから、もう一度踏み直すんだよね。
たぶんきっとそれはローターに若干の歪みがあったのか、ジャダーが少しあったのが原因ですが。。。

 

さてさて、作業を続けます。ブレーキクリーナーと歯ブラシを使ってゴシゴシ洗浄します。


灯油なんかに付け置き出来れば楽なんでしょうがね。
そんな設備は一般家庭に有りません。

それなりに汚れを取ったら乾燥です。
(後日、ピカールみたいな液体コンパウンドで綺麗にします。)

お次はCP5555 6pot ピストンです。

こ奴がまた厄介で…。

ピストンプライヤーでも固くて抜けません。

握力を入れても力を保持しながらピストンを抜くのは結構面倒なんです。汚れるからゴム手袋もしてて、これが滑るんですよ・・・。

だから、この時にロック機能付きのピストンプライヤーの有難さを知る事になるんです。

あ~買っておけばよかった・・ロック付きプライヤー。

ピストンの口径が大きい場合は下記のプライヤーが良さそうです。口径の確認をしっかり行って下さい!

 

ピストンが出ない為プラハンでプライヤーを叩く画像

ピストンが出ない為プラハンでプライヤーを叩く

困った時は…
㌧㌧㌧㌧日野の2㌧、㌧㌧㌧㌧日野の2㌧
はい抜けました!

後は皆並べて乾燥させます。

洗浄したブレーキキャリパーとピストンを乾燥させている画像

洗浄したブレーキキャリパーとピストンを乾燥させる

次はブレーキピストンを液体コンパウンドで綺麗にします!

ブレーキピストンの清掃

ブレーキピストンの清掃です。
ブレーキクリーナーだけでは落ちなかった汚れを落としていきます。

かなり汚れがこびり付いてますね。

ダストが付いた洗浄前のブレーキピストンの画像

ダストが付いた洗浄前のブレーキピストン

シールの状況や使用環境が劣悪だと、
ピストンにブレーキダストや砂などが侵入して、
ピストンの外周にカジリが見られる事があります。

私のキャリパーではカジリは発見されなく、安心しました。

ピストンに清掃の為に使用した道具です。

  • しつこい汚れ落としの紙ヤスリ2000番台
  • 仕上げのコンパウンド
  • ウエス代わりの雑巾(作業後なので汚ないです)
コンパウンドを使ってピストンを洗浄する画像

コンパウンドを使ってピストンを洗浄する

仕上がりはピカピカに!
ダイブ綺麗になったでしょ??

洗浄後のブレーキピストンの画像

洗浄後のブレーキピストン

全部のピストンを磨くのに
4時間ぐらい掛けてしまいました…。

DIYは大変ですが、
物の状態を全て把握できるので、
トラブルが起きてもそのヶ所を特定するのが容易なので
トータル的には時間短縮になってますね。

場所によっては物凄く妥協したりも出来ますし、、、

自己責任ですけどね…。

残りの作業は…
ダストシール等ををキャリパーに組み込んで、
ピストンをキャリパーにはめ込めばオーバーホール終了ですね。

シールをキャリパーに組み込み

先ずはシールにグリス等を塗布します。
私はブレーキフルードをキャップに少量注ぎ、
それをシールに手で塗り込みました。

シールにブレーキフルードを塗布している画像

シールにブレーキフルードを塗布する

シールにブレーキフルードを塗布したら、
キャリパーにはめていきます。

シールをはめる部分にもフルードを塗布した方が
滑りやすくなり、はめ易くなります。

この時、シールが捻れ無いように注意します。

シールをキャリパーに組込んだ画像

シールをキャリパーに組込む

ピストンをキャリパーに組み込み

シールをはめ込んだら、
残すはピストンのみです。

こいつもブレーキフルードを塗り込み
ピストンをはめる側にも塗りたくります。
そうしないと、ピストンが入り辛く、
万が一カジってピストンに傷が付いたら洒落になりません。

ピストンは無理に押し込まず、
しっかり入った事を確認してはめ込みました。

これでブレーキキャリパーのオーバーホール完了です!

ピストンをキャリパーに組込む画像

ピストンをキャリパーに組込む

まとめ

本ブログではDIYにてブレーキのオーバーホールを実施した物を記録として残してみました。

時間を掛けて清掃したからこそ、どの程度でどれ位の汚れが付着するか目安を確認する事が出来ました。

また、ブレーキの機構を手に持って確認する事で、万が一トラブルが発生しても、どこに原因があるかを当たり付けぐらいは出来る様になったと思います。

冒頭でも述べましたが、ブレーキのオーバーホールは重要部品につき、慎重に且つ自己責任で行っています。

皆さんも手を出す場合には、自己責任で行って下さい。

 

>>次は『ブレーキホイールの落ちないダストの洗浄方法』を読んで下さい

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 - エボX CZ4A 4B11, 自動車整備