Pちゃんの備忘録

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ブレーキロータの交換?その前に研磨という選択

      2017/04/03

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最近、物覚えが悪くて困ってます。

具体的には、頭の中でアレをしなきゃとか、コレをメモしておこうと思っても、何かに夢中になってしまって、後から思い出そうと思っても、時間が掛かったり、全く出てこない事が多くなりました。

 

記憶力は悪いとは思わないですが、暗算が得意な人や数字を難なく頭の中で瞬間的に覚える人が羨ましいです。パソコンじゃないですけど、メモリー機能が多い人になりたいです。このブログも日々の出来事を忘れない為に備忘録という名前にしています。

 

目次-Contents

ブレーキロータの消耗を考える

こう言っては語弊があるかもしれませんが、車を下駄代わりに扱っている人や、年間走行距離が少ない人にとっては縁が少ない内容かもしれません。それでも車を運転するうえで最重要項目であるブレーキに関してですので、この際考えてみるきっかけにしてみては如何ですか?

まず、ブレーキロータとは?ですが、写真の通り、2枚のブレーキパッドで挟む円盤状の物ですよね。

brake-rotor

ブレーキロータ

ブレーキロータの交換サイクル

ブレーキパッドの交換をした事がある人は沢山いても、ブレーキロータの交換をする人は少数になるかもしれませんね。一般的にはブレーキディスクの交換2回に対してブレーキロータ1回の割合で交換する事が推奨されています。とは言いましても、ブレーキの踏み方や車の車重、使用しているブレーキパッドの素材によって交換サイクルは左右されますね。

 

Myエボの場合、サーキット走行やパワーを380PSまで上げている為、ブレーキパッドも強化しています。よってブレーキ負荷はカナリ高いんですよ。一般的な大衆車に比べパッド交換を頻繁に行っています。お財布への負荷も高いんです。。。

 

ブレーキロータの研磨を選んだ理由

今回のブログでは、ブレーキロータの消耗が研磨を選んだ直接的な理由ではありません。理由としては、更なるブレーキ強化と言う事で、ブレーキキャリパを交換した事が要因です。

 

エボは純正でブレンボのブレーキキャリパがインストールされていますが、サーキット走行し、周回を重ねるとブレーキフィーリングに不安を覚える事が数回あったんです。なお、ブレーキキャリパの交換については別のブログで記載予定です。

 

ただし、新品でブレーキキャリパーキットを全て揃える財力は無かったので、中古で揃えてしまいました。よって、別の車で使い古したブレーキパッドと私の使い古しのブレーキロータを組み合わせて使用する事になります。これはブレーキパッドのみを新品に交換した場合も同様ですが、使用済みのブレーキロータと新品または使い古しのブレーキパッドでは接地面が合わないんです。

まとめると、ロータ研磨を選択した理由は以下の通りです。

  • 財力的にブレーキロータを新品に出来なかった
  • ブレーキロータの厚みに余裕があった
  • 互いに使い古しのブレーキパッドとロータの為、接地面が合わない

専門店でブレーキロータの研磨をお願いする

ブレーキロータの研磨は専用の機械を持っていない為、私は専門店へ持って行き作業を依頼しました。まず、ブレーキロータの厚さ限界値は車種により異なります。また、研磨す前のブレーキロータの状態からどのぐらい削るかを判断しますので、経験が豊かな専門店へ依頼する事をオススメします。

 

なお、レコードの様にグルリと深い傷が付いていると、削る量も増える為、研磨を断られるケースも有る様です。傷がつく要因として、ブレーキパッドを使い切っている事に気付かないで乗り続けてしまい、ディスク表面に傷を付けてしまう人が少なく無いそうです。あとは長年車に乗っていな為に、ブレーキパッドを削るほどロータ表面が錆びだらけになった場合に研磨は有効な処置です。

thickness-of-brake-rotor

ブレーキロータの厚さ限界値

 

また、残りの厚みを無視した研磨はブレーキロータのクラックを誘発させ、最悪のケースとして、ブレーキ使用時にブレーキロータが割れてしまう事もあります。そうなっては車が停止する事どころか、片輪だけのブレーキ作動となり、一瞬のうちに車がスピンモードに入ります。こうなってはハンドル操作ではどうにもなりません。そうならない為に、日頃からブレーキロータの摩耗状態を目視点検する他、防ぎ様はありませんね。

研磨作業と工賃

ディーラでも作業を依頼できますが、基本的にはディーラでは作業をせず、協力企業に委託されるようなので、私の場合は直接専門店で作業を依頼しました。その方が中間マージン取られないかなと思ったのもありますが、直接専門家にロータのコンディションを聞けるメリットの方が高いと考えてた次第です。

 

あと、作業当日に飛び込み依頼するより、事前に予約の電話を入れておく事をオススメします。なぜかって?こう言う専門店は職人気質の方が多く、突発的に訪ねた場合は忙しさの余り、冷たくされる事があるので、相手にも心構えを与える必要が有るかもしれません。

 

まぁ~全ての職人がそうとは思いませんが、ディーラと比べて規模も違う為、少人数で接客業もこなすお店も少なくありません。それと、事前にTELしてたのに、当日担当の人に話が伝わって無い事が有っても怒らない様に(笑)

 

何はともあれ、しっかり作業前に持ち込んだブレーキロータの状況を確認して貰い、コンディションは良好との判断を頂きひと安心。私の場合は他の作業も立て込んでいたらしく、午前中に預けて午後に取りに行くパターンでしたので、作業風景は見れませんでしたが、ここは無理をお願いして、研磨装置を見学させて頂きました。

grinding-brake-rotor

ブレーキロータの研磨

この機械では400mmのロータまで研磨出来るそうです。

気になる値段は1枚\4,000(税別)ナリ。

私のエボの場合は新品だと1枚約5万円するので・・交換時期をずらせただけでもお財布の寿命が大助かりなんです。

 

綺麗になったブレーキロータとパッド

研磨後のブレーキロータは外周にあった耳も奇麗に削除されており、心配していたクラックもみられません。また、折角なのでブレーキパッドも研磨してもらい、新品同様に平らになっています。これなら安心して再利用できますね。

grind-brake-rotor

研磨後のブレーキロータ

grind-brake-pad

研磨後のブレーキパッド

まとめ

今回はブレーキロータの研磨について紹介しました。

 

車検時やブレーキパッド交換時にブレーキロータの交換を促された場合、研磨という方法を選ぶ事でお財布の厚みを維持する事も選択肢の一つとして覚えておいて下さい。もちろん、闇雲に限界値を超えての研磨で、自分の人生を天秤に掛ける事は無謀ですが、有識者に相談の上で研磨するのであればメリットの方が多いでしょう。

 

>>次は『ブレーキキャリパーのDIYオーバーホール方法』を読んで下さい

 

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