キャンプの友『薪ストーブ』はオールシーズン使える調理器具だ!
2017/12/13
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暦の上では立春を過ぎ、梅の花も開花する季節ですが、体感的にはまだまだ冬真っただ中で、家からもコタツからも出れない日々を過ごしてませんか?
そんな、インドアな方にもオススメなアウトドア遊びを紹介したいと思います。
冬のアウトドアといえば、スキーやスノボ、スケート何かがメジャーですが、私の様なインドア派に取っては、ゲレンデと聞いただけで身も心も凍り付いてしまいます。
そうです、寒い所に行くことがとてつもなく苦手なんです、、、。
目次-Contents
薪ストーブのある暮らし
私の場合は幼い頃から興味があって、薪ストーブが本当にずっと欲しかったんです。
北海道に住んでる知人の家には薪ストーブがあって、1年間乾燥させた薪を夏の間に薪割をして冬に備えてるんですよね。
Photo credit: dphiffer via Visual Hunt / CC BY
この薪割+薪ストーブのコンビネーションが、ただ単にイメージとしての憧れだったんです。
アルプスの少女ハイジ的な暮らしをしてみたいんです。
ただ、これまでずっとマンション暮らしで、自分の家に薪ストーブをインストールする事なんて一切考えた事が無かったんです。
夢のまた夢と考えていた薪ストーブに抜け穴がある事が分かったので、今回は紹介したと思います。
薪ストーブのネガティブな点
暖房として薪ストーブを使用するには、室内が暖まるのに時間が掛かる事をまず忘れていはいけません。石油ストーブでは着火も簡単で、エアコンも含め、すぐに暖かい温風で室内を温めてくれますが、薪ストーブでは部屋にもよりますが、1時間ほど掛かると考えて下さい。
薪ストーブの設置は120万円と言われており、ストーブ自体の値段は30万ぐらいでも購入が可能ですが、煙突の設置に残りの費用を要すると言われています。また、年に一度は煙突掃除をして煤を取り除かないと、煙突が詰まる事で火災が発生する事も有るそうです。
薪ストーブからでる煙の問題も忘れてはいけません。冬の間の暖房を薪ストーブのみに頼る場合、昼間の薪ストーブの使用はご近所さんの洗濯物へ匂いが付く原因になる可能性もあります。良いご近所付き合いを継続させる為にも、良質でよく乾いた薪を燃料としてしなければいけません。
また、薪割というのは雪がない地方で育った人が憧れる、『雪掻き』と同じように、思ってた以上にやってみるとかなりの重労働で、冬が来る前に仕上げなければいけないというプレッシャーもあります。
もちろん、石油ストーブをメインで使えば、薪の量は減らす事も出来ますよね。
薪を用意する大変さ
関東圏であっても、ホームセンタで一束\700程度で購入する事もできますが、家に備え付けてある薪ストーブの消費量は一日に3束以上必要になります。要するに、薪を購入する事のみで頼ると、相当のランニングコストが発生して現実的ではありませんよね。
また、自分で拾ってきた薪を半乾きの状態で使うと着火は可能ですが、相当の煙が発生してしまう為、ご近所トラブルに発展しかねません。そういう意味からも、薪の安定供給には苦労が絶えません。
実際問題、薪となる材木をどこから集めるのかも、集めた薪を乾燥させるスペースをどこに確保するのかなど、本気で薪ストーブ生活する為にはハードルが高いのが現実で、薪ストーブ生活を続けていくという事にはそれなりの覚悟と体力が必要という事です。
しっかり乾燥した程度の良い木であれば、力を入れずにそのまま斧を下すだけで、パッカーンと気持ちよく割れてくれますが、薪として使うような木には節が沢山あったりして、斧が食い込んで取れなくなるんです。
それに、薪ストーブだけで冬の暖房を補おうとすると、夏場の土日は全て薪の準備に追われ無くなるのは必至です。
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趣味としの薪ストーブ
ココまでかなりネガティブな事ばかりを書いてきました。ある意味意図的にです。
もしかすると、この文章にたどり着く前にホームページ閉じちゃった人もいるかも?(笑)
多くの人は『もっと気軽に、火を見ながら薪ストーブの前でコーヒーを飲み、読書、その他の趣味や昼寝に勤しみたい』そんなメリットだけを享受出来ないかと思って、このホームページにたどり着いたと推測します。
安心して下さい。簡単な方法が有るんです。
キャンプ用の薪ストーブを気ままに使う
実は私も数か月前まで、キャンプ用に薪ストーブがある事を見落としてたんです。
このキャンプ用薪ストーブを使えば、誰でも薪ストーブの設置や収納を簡単に出来ちゃうんですよ!
だって、キャンプ用だからパーツも細かく分解しなきゃ持ち運べないですもんね(^^♪
これは凄く便利ですよ!!
しかもですよ、別にキャンプ場まで行かなくても、庭を持っている人で有れば、庭先でもBBQ感覚で薪ストーブを組み立てて、サクッと火遊びして、サクッと何もなかった様に片付けも出来ちゃいます。
私なんて、庭がなくても玄関先で薪ストーブをインストールして、BBQ感覚で楽しんじゃいました♪
他にも失敗しない薪ストーブ選びをまとめてみました!
BBQの炭より簡単に火が付いちゃう
これは予想外の良い意味での誤算だったんですが、薪ストーブへの方が炭に火を付けるより短時間で着火できます。
通常、BBQでは炭に火を熾すのに、団扇で仰いで汗だくになりながら体力を消耗するイベントですよね。
いや、これがイベントの醍醐味と思える人は良いんですが、家族や友人を待たせながらの火熾しは、結構プレッシャーとなる時間なんですよ。
でも、それが薪ストーブの場合だと、焚き付けと呼ばれる小さい枝をピラミッドの様にと言うか、ぶっちゃけて言うと空気の流れを止めない様に盛り付け、段ボールを千切って着火剤代わりにそこに着火するだけです。
焚き付けを作る為にも必要な、オススメなナイフを↓で紹介しています!
ポイントとしては燃料の薪を入れる窓を、
最初だけ隙間風が入るように少しだけ開けておく事です。
たったそれだけで、あの煩わしい団扇で仰ぐ作業が要らないんです!
それは薪ストーブの原理に秘密があって、煙突効果で温かい空気が煙突から抜けて行ってくれる時に上昇気流が発生して、これが火をどんどん燃え上がらせるんです。
『百聞は一見に如かず』ということで、私が初めて薪ストーブを使った際の動画を参照してみて下さい。
どうですか?薪ストーブは難しいものではなく、誰にでも安全に扱えるキャンプ用具でしょ!
キャンプ場で薪ストーブをオールシーズン使う4つの理由
キャンプ場では焚き火台やガスコンロの調理器具をよく見かけますが、ここであえて薪ストーブのメリットを書き出してみます。
1.調理器具にススが付着しない
直火ではないので、調理器具にススが付着しませんので後片付けが非常に楽です。1度付いたススはクレンザー等の研磨剤入りの洗剤で擦り落とす必要が有りますし、ススををのままにしておくと衣服や他の調理器具にもススがついて厄介な存在です。厄介な後片付けの時間を仲間と楽しむ有益な時間へシフトさせましょう。
2.燃料の薪をキャンプ場で簡単に入手できる
快適なキャンプを過ごそうとすると、荷物は意外に増えるものです。荷物は少ない方が嬉ですし、なるべく現地調達したいです。コンロ用のガスボンベなど、事前に購入する事を忘れてしまう事も有るでしょうし、まだ残っていると思っていたのに調理中に燃料切れに陥る事も・・・
薪ストーブの燃料は言わずと知れんた『薪』です。殆どのキャンプ場で購入する事が出来ます。そんな万が一でも簡単に追加購入出来ますし、持っていく荷物も極力減らすメリットもあります。
3.火加減の調節が出来る
薪ストーブはアルミやステンレスで出来た窯の中で火を焚くので、ストーブ自身はかなり高温になり、調理器具としてはかなり有効に使えます。また、焚き火では不可能な火加減の調整についても、薪ストーブには空気量を調整する小窓が付いていますので、開け閉めする事で、強火から弱火まで思うがままにコントロールする事が出来るんです。ススは付いてしまいますが、ストーブの天板を取ると、更に強力な直火で料理する事も出来る為、料理の幅はかなり広く取れます。これまでに、私は薪ストーブのをコンロ代わりに、豚汁、サムゲタン、カレー、パエリア、ハヒージョなんかも作りました。
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そこまで大変な料理をしなくても、コーヒーのお湯を沸かすだけで楽しいものですよ!
4.暖房器具として使える
キャンプ用なので、テント内にインストールした場合を除き、真冬の暖房器具としての薪ストーブの役目は果たさないかもしれません。それでも天気が変わりやすいキャンプ場での暖を取るには十分なはずです。焚き火の様に火がはぜて、火の粉が衣服を焦がす事もありません。一度火が付いて安定してしまえば、煙も心配する事はありません。小さいお子さんがいる場合は薪ストーブを使う事を難しいと思われる方も多いでしょう。その場合は『ストーブは熱い』『絶対に触らない事』をあらかじめ身を持て体験させてあげましょう。キャンプ場という環境の違いがプラスに働いて、素直に学習してくれる場合も場合が多い様です。
まとめ
移動も設置も簡単なキャンプ用の薪ストーブを紹介させて頂きました。
薪の火を眺めながら静かに過ごす休日はプライスレスです。暖房としての薪ストーブは覚悟や体力を必要としますが、休日に遊び感覚で楽しめる移動も設置も簡単なキャンプ用薪ストーブなら誰にでも簡単に始められる冬のアウトドアです。
皆さんも冬の醍醐味をキャンプ用の薪ストーブを使って味わってみては如何でしょうか?
>>次は『オススメなブッシュクラフト用のナイフ』を読んで下さい
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